【こども映画教室3日目】Bチーム!!

【こども映画教室3日目】Bチーム!!

最終日の撮影となりました。午前中は撮影を中心に街中を回ります。


まずは武家屋敷でのシーン撮り。


航海に出る船は噴水の池を使って撮影しました。船が沈んでしまい、慌てて救出することもしばしば!


全ての撮影が終わってからは、ポスター・チラシ制作チームと撮った映像を編集するチームに別れて作業。



ポスターの制作が終盤に差しかかった時、最後の一筆をみんなで書きました。


いよいよ上映会です。それぞれ緊張しているかな?
一言ずつ撮影を終えての感想を述べます。


上映のお客さんの反応はばっっっちりでした!子供たちも観ながらゲラゲラ笑ってました!


3日間はあっという間に過ぎていきました。ふざけながらも撮影に入ると真剣になり、その合間では多種多様のギャグをとばしたりと、なんとも忙しく充実したドラマ撮影ができました。

子供たちも楽しんでくれていたら私たちも大満足です!
楽しかったよね!!!?
またみんなと会える日があることを願って楽しみにしています!!

こども映画教室終了!!Dチーム

三日間のこども映画教室が終わりました!!
長かったような、短かったような。。。

「自分たちがウソをばらまいて、それがどんな風に広がっていくかを撮りたい!」
という好奇心から始まったDチームの撮影は、この三日間で誰も予想しないような展開ばかりでした。

一日目、二日目と計26組の街ゆく方々に「葉っぱのない木」についてのウソをばらまきました。
毎週日曜午後二時になると、21世紀美術館にある葉っぱのない木から宇宙と交信してる音が聞こえるのだ、と。

そして二日目(日曜日)の午後、一組だけが「葉っぱのない木」に宇宙と交信する音を聞きにやってきました。

「あの話はウソでした」とみんなで伝えたものの、残りの25組の方にはウソだということを伝えられていない。来週の日曜日に、本当だと思って聞きに来たらどうしよう。。。
と、彼女たちは、自分たちがついたウソのせいで罪悪感を背負ってしまったのです。

謝ろうとしても、ウソをばらまいた人たちは見つからず。
二日目の午後は罪悪感に押しつぶされそうになって、みんなの表情はすっかり暗くなってしまいました。
私たち大人スタッフにも、その気持ちが感染してしまうほどに。

しかし、最終日の午前中、21世紀美術館学芸員の方に謝りに行くと、事態は急変!
「まんざらウソでもないんだよ」
と優しくおっしゃってくれた言葉に一同唖然。どゆこと????

「木は話せないけれど、何十年何百年と生きてきているうちに、いろんな言葉や思いを吸収しているんだよ。だから、木に耳を当ててみると、本当に声が聞こえてくることもあるんだよ。」

この言葉にみんなの表情は一気に明るくなりました。

もっかい聞きに行こう!!
「葉っぱのない木」に駆け寄り、みんなで耳を傾けます。
なんだか聞こえそうな気がするね!!!

「毎週日曜日午後二時に、宇宙の音を聞かせてください!話してください!」
とみんなでお願いしている姿に、大人スタッフはもう涙がちょちょぎれそうでした。

自分たちのついたウソに傷ついている姿に、私たちの胸もとても痛みました。
それでも、みんなのウソが素敵なものだったからこそ、最後の感動があったんだよ!!
今年もたくさんの感動をありがとう!!