キッズワールド

D班は男の子2人に女の子5人ということもあってか、生活感あふれる「もしも」のお話。
家のことをやらされたり、ちょっとしたことで怒られている親が嫌いなこどもたち。
そんなこどもたちがあつまって、こどもたちの世界を作ります。
こどもたちの世界はトム・ソーヤの隠れ家のよう。
掃除も洗濯もご飯の支度も自分でやります。
けれどとっても楽しそう!

お話をあんまり深く決めずに撮影をはじめて、とりながら続きをみんなで考える、という撮影方法を今回の映画教室ではやっているのだけど、D班は最初のシーンで大人のスタッフが演じる両親と子どもが喧嘩するシーンを撮りました。
けれどこの芝居が本格的すぎて怖すぎたのか?
最初に考えたおはなしでは、こどもの世界からやっぱり両親のことが忘れられなくて帰りたくなる、というハズのこどもが「もうあの親のところには絶対に帰らない!」と言い張る。
ということで撮影が進むにつれてお話は二転三転。
こんなお話になるとは誰も思わなかった。

こどもたちだけの日常生活の芝居は全部アドリブ。
演じることの楽しさがとても伝わってきました。
主にカメラを担当したあかねちゃんは、つぎつぎに撮影の指示を出すようになってメキメキ上手になっていました。
(スタッフ上野)