こども映画教室初日(Dチーム)

今年もこども映画教室が始まりました!

ゲスト監督は萩生田宏治さんです。
萩生田監督から与えられた今年のテーマは「ウソ」。
なんとも奥深いテーマですね。

「ウソ」というのは、
・本当じゃないこと
・実際はないこと

そして、映画というのは、実際はないけど作りたい世界を作ること。
映画とウソは切っても切れない関係にあることが、萩生田監督から告げられました。

今年は2チームがドラマを、2チームがドキュメンタリーを作ります。
ドラマチームは、ウソをつく人を登場させること、ドキュメンタリーチームはあるもののなかからウソを見つけることを課題として映画作りを始めました。

私が担当しているドキュメンタリーのDチームは女子ばかり!
しっかりした女子達ばかりでアイディアが続々と溢れだし、早くも撮影に繰り出しました。


「ウソの広がり、感染していく様を見たい!」ということで、今日はたくさんの街行く人に話しかけました。
その数なんと13組!
断られてもなんのその、へこたれることなく次々と積極的に話しかけていく女子パワーはすごいですね。

明日の午後2時、21世紀美術館の葉っぱのない木に一体何が起こるのか?!

こども映画教室参加者一同、気になって仕方ないです!!

こども映画教室2012<中等クラス>開催!

撮影も脚本も出演も録音も監督も小学生たち!
こども映画教室<中等クラス>
2010年度の冨樫森監督にお越しいただいた時のメイキングです。


お待たせしました!今年もこども映画教室<中等クラス>を開催します。
今年の特別ゲストは、萩生田 宏治(はぎうだ こうじ)監督。
『帰郷』『神童』『コドモのコドモ』などの作品で知られる萩生田監督は2008年度から二度目の登場。
前回は「こころがうごく」をテーマに、涙だけが感動じゃない。喜怒哀楽はもちろん、こころがざわざわすること、
心が動くことすべてが感動なんだ!と教えてくれました。
熱いおとなのホンキがこどもたちに伝わる萩生田監督のこども映画教室、今年もたくさんのこどもたちの参加を待っています。
大人のボランティアスタッフも募集中です。お気軽にお問い合わせください。

萩生田監督の指導の2008年度の作品「はっぱがあるく」

日程 :2013年3月23日(土)〜25日(月)
    連日10:00〜16:00※3月25日(月)のみ19:30まで
会場 :金沢21世紀美術館
対象 :小学生/定員:20名(先着) 参加費:6000円(通し)※兄弟割引5000円
■お申込み : 参加者と保護者(引率者)の氏名、学年、住所、電話(FAX番号)、メールアドレスを明記のうえ、メール、FAX、封書にてお申込みください。折り返し、当日の詳細をお知らせいたします。
■お申込みはこちら : 金沢コミュニティシネマ/「こども映画教室」事務局
■E-mail : mail@cine-monde.com
■FAX : 076-220-5008

詳しいお問い合わせは
金沢コミュニティシネマ/こども映画教室事務局
担当:上野 克
TEL: 076-220-5007/FAX:076−220-5008
mail@cine-monde.com

こども映画教室2012<初等クラス>

今年も「こども映画教室」が始まりました!
夏の<初等クラス>では、映画のはじまりを体験します。
今年は夏休みの8月18日と19日の二日間、
初日は映画のはじまりであり、もっとも基本的なたのしみである「絵(写真)が動く」工作をしたり、

世界で一番初めの映画を観賞して、

そのころからあるトリック撮影である逆回転撮影で全身を使って映画を楽しみました。

また、二日目にはイランの映画『駆ける少年』を鑑賞し、普段接する機会の少ない世界の映画に触れ、
スクリーンのすぐ前で!語り合うことで映画をより深く楽しみ、

映写室を見学したり、フィルムの重さにびっくりしたり。
参加者は残念ながら少なかったけれど、とても楽しい二日間でした。





参加スタッフのレポートです。

「こども映画教室初等クラス」、今回初めての参加でした。
今回のテーマは逆転時間。春のクラスと比べると、こどもたちの参加人数が少なく、
時間もとても短いのでどんなクラスになるのか、最初はあまり想像できませんでした。
しかし、始まってみるとぎゅっと凝縮された、充実した時間となりました。

一日目はマジックロールから楽しそうに絵を描き、自分が書いた絵が動いているのを
見て楽しんでいる様子でした。
(次の日、おうちで作ってきたマジックロールを持参してくれた子がいたのは驚きました!)

逆回転させた映画を見た後、実際に撮影スタートすると、
こどもたちはおおはしゃぎで撮影を始めました。私が担当した班は
iPadを使って撮影していたため、撮った映像をすぐにその場でチェックでき、
こうすれば逆転したときおもしろいのではないか、とこどもたちはすぐに次の動きに入ることができ、
とても効率のいい撮影ができました。
人数が少ない分、恥ずかしがらずに意見も言い合え、
こどもたちはみんな固まって撮影することができたし、
短時間のため集中力も途切れることなく楽しめていたようです。

二日目は、アミール・ナデリ監督の『駆ける少年』をシネモンドで鑑賞。
低学年のこどもが多く、字幕の映画はちょっと早いかな?と思いましたが、
鑑賞後のお話会ではなんのその、みんなしっかりと映画を理解していたし、
細かいことまで覚えていてびっくりしました。
みんなで頭をくっつけて、一生懸命大きな紙に主人公について書き出していく姿がとても印象的でした。
作品を見た後に、人と語り合うことはこどもたちも楽しいもんなんだなぁと感心しました。
最後は映写室見学。映画館に残っていても声が聞こえてくるほどのこどもたちの興奮ぶり!
こちらまで嬉しくなってしまいました。
「明日もこども映画教室に来たい!」「3月の映画教室も来る!」と張り切ってくれていた子達ばかり。
来年3月に再び会えるのを楽しみにしています。

こども映画教室3日目<Cチーム>

パソコンでの編集もこどもが、おとな(近藤さん)に作業を指示して行います。
せっかく撮ったカットがもったいなくて、オバチャンついつい「残したら?」と
口はさんでしまったんだけど、「うん、いらないよ」とピシッと言ってくれたYちゃん。
それでよかった!

エンドクレジットを撮影しています。自分の担当した役割と名前と顔を撮影したらクランクアップだ!
Cチームのみんな、がんばりました!!
マイクを持って、口パクで「聞こえたよ!」「すげえ!」「重ーい!」とクリクリの目で合図してくれたKくん。
記録のMちゃんの、一生懸命で細やかな観察が書き込まれたノート。
Mちゃんは絵もとても上手でした。
話し合いの際にはビシッと意見を言ったり指摘をしたり、
軌道修正に一役担ったクールガールNちゃんですが、
撮影時は長い間じっとマイクをかまえるタフさも見せ、かっこよかったです。
カメラを担当したAちゃんは、カメラを大事そうにさすさす触ったり、
ずっとそばを離れようとしなかったり、カメラが大好きなんだなあとわかってうれしくなりました

チケットも作りました!

ポスターも制作!

さあいよいよ上映会!

「こども映画教室」Cチーム
タイトル
『じいさん 酒で すくわれる』

ストーリー
(時は、今から2年後の2014年。代々受け継ぐ酒屋の創業100周年の年)
100周年のパーティーの計画に悩むおじさんがついつい居眠りをしてしまうと、夢に一代目のひいおじいちゃんが出てきて「まぼろしの酒」を授けられ、その酒のおかげでパーティーは大成功!となった、めでたしめでたし。

こども映画教室2日目<Cチーム>

「こども映画教室」2日目
昨日ぜんぜん話がまとまらなかったCチーム。
午前中、雪の舞う中主人公を探しにまちへ出ました。
酒屋のおじさんへのインタビュー、緊張したと思うけど、ハキハキと質問を投げかけたみんな。

お店を出て「主人公どうする?また探す?」と話し合いをしていた時
「主人公、もう出逢ったし…あのおじさんや!」と決然と発したTくん。

出演快諾に喜んだものの、ストーリーがまとまらず苦しんだ長い長い時間。
みんなどんどん無口に目もうつろになっていく中、キラリと一筋のお話を語り出したRくん。
それを「こいつの話、できるかもしれん…」とじっくりした口調で評価した、またしてもTくん。

お話づくりで行き詰まり、お弁当食べた後には「映画をつくりたい!」という
ヤル気を失いかけたかと思うほど全員うつろな目になってたけど、
なんとかストーリーの筋ができたときから実際の撮影まで割とさくさく進めた。

物語がまとまり吹っ切れたのか、いつも陽気なG監督は、クッパッピーだかパックッピーだか、
変な、お酒飲んで目回してるみたいなゆるキャラを次々に生み出し
「こども映画教室始まって以来のお酒の話だぞー!」と喜んでみんなを盛り上げました。

ほっ。とはいえ、こわいのは明日の編集作業なんだよな。機材トラブルに見舞われませんように…

こども映画教室1日目<Cチーム>


「こども映画教室」1日目
今年のゲスト講師は河瀬直美監督。
お題は「まちにでて主人公をさがそう!」
なかなか難しいです。
こども映画教室を取材中の新聞記者さんが、お手本として、カメラを持った河瀬監督に逆取材されちゃった。


三日間の日程で、小学生がチームに分かれて、主人公さがし→お話づくり→撮影→編集→上映をこなす。
初日の今日は、「これは相当がんばらねば完成しないぞ(焦」を突きつけられ終了…
今の段階ではいったいどんな作品ができるか全く予想もつかない。
明日が勝負だ。こどもならではの飛躍や突破を期待したい!

こども映画教室1日目<Dチーム>


今回初めてスタッフとして参加しましたが、まず子供たちの元気に圧倒されてしまいました。

撮影のため外に出た際にも、いろいろなものに興味を持ち次々と面白いものを見つけてくる。

いろいろなものに興味を持つパワーは映画をつくる中ですごく面白い方向に転んでくれると思いました。

普段金沢の街を歩いていても見ることのなかったものや、子供たちが見ている景色をほんの少し見せてもらったような楽しい時間でした。

あっという間に時間が過ぎてしまい、もっと時間があればと思うこともありますが

限られた時間の中でしっかり映画を作る楽しさを見つけ、面白い作品を作ってくれることを期待したいです。

2日間一緒に活動してもどんな話に転がるのか想像できないところに心配と期待はありますが

最終日にきっと面白いものを見せてくれると思います。

(Dチームスタッフ・江尻)